オート・エスのPVが出来ました。
2017年09月21日
C25系セレナ。エンジンマウント交換
こんにちは。2代目です(^^)v
たまには真面目に仕事の整備のお話を♪(^^)
今回のテーマは、
『C25系セレナ。エンジンマウント交換。』
です。

ある日、セレナに乗っているお客様から、
走行中にゴトゴトと異音がすると言うことでお預かりさせていただきました。
実際に試運転すると、お客様のおっしゃるとおり走行中に異常なほどの振動音。
ハンドルだけでなく、フレームを伝わってボディー面からもガタゴトと音がしていました。
リフトで車輛を持ち上げて点検を行うと、
エンジンを支えているエンジンマウントのゴム部が、劣化で亀裂が大きく入り剥がれ落ちていました。

このエンジンマウントゴムの劣化と言うのは、
どのメーカーのお車でも実際にはよくあることなのですが、
この25系セレナの特筆すべきは、サブフレームとして大きな面でエンジンを支えている
メインのエンジンマウントが劣化でダメになっていると言う点。
しかも。。単体での交換が不可能で、サブフレームアッセンブリー交換となり、
お客様にも大きな価格の面で大きな負担となってしまっていること。
それとサブフレームのエンジンマウントだけでなく、
エンジンを支えているほとんどのマウントが劣化で要交換となっている所にあります。
実際に交換の様子を描きます。
①ボンネット開けてエンジン上部を支えているマウントを交換。
②そしてミッション側を支えているマウントと、
③向かって左側のファンベルトがかかっている部分のマウントを交換。
エンジンマウントの形状を見ての通り、交換用部品は新車装着時の部品と形状が変わっており、
対策品だということがわかります。。


④続いて今回のメインとなる、サブフレームの脱着に取り掛かります。
ほとんどエンジン脱着と変わらない工程を経て交換を行います。
交換部品自体が大変大きく重量もあるので、できるだけ2人で行うことにしています。






このようにしてC25系セレナのエンジンマウント交換が完了しました。
実はこのお客様だけでなく、その後も管理ユーザーのお客様の同車種全てがこの症状が見られ、
ネットでも『C25 セレナ エンジンマウント』と検索すると、同様の症状が多くみられます。
管理ユーザー全台数も点検確認させていただき、要交換との判断と、交換作業を完了いたしましたので、
このようにご紹介と注意喚起を行うことにしました。
走行中のエンジンの異音は、運転時の不快な感覚だけではなく、
正常な運転にも関わる大事なところです。
もちろんまだリコールになっている場所ではないのでかなりの出費ともなりますので、
皆さんもぜひ確認点検をしてはいかがでしょうか。
たまには真面目に仕事の整備のお話を♪(^^)
今回のテーマは、
『C25系セレナ。エンジンマウント交換。』
です。

ある日、セレナに乗っているお客様から、
走行中にゴトゴトと異音がすると言うことでお預かりさせていただきました。
実際に試運転すると、お客様のおっしゃるとおり走行中に異常なほどの振動音。
ハンドルだけでなく、フレームを伝わってボディー面からもガタゴトと音がしていました。
リフトで車輛を持ち上げて点検を行うと、
エンジンを支えているエンジンマウントのゴム部が、劣化で亀裂が大きく入り剥がれ落ちていました。

このエンジンマウントゴムの劣化と言うのは、
どのメーカーのお車でも実際にはよくあることなのですが、
この25系セレナの特筆すべきは、サブフレームとして大きな面でエンジンを支えている
メインのエンジンマウントが劣化でダメになっていると言う点。
しかも。。単体での交換が不可能で、サブフレームアッセンブリー交換となり、
お客様にも大きな価格の面で大きな負担となってしまっていること。
それとサブフレームのエンジンマウントだけでなく、
エンジンを支えているほとんどのマウントが劣化で要交換となっている所にあります。
実際に交換の様子を描きます。
①ボンネット開けてエンジン上部を支えているマウントを交換。
②そしてミッション側を支えているマウントと、
③向かって左側のファンベルトがかかっている部分のマウントを交換。
エンジンマウントの形状を見ての通り、交換用部品は新車装着時の部品と形状が変わっており、
対策品だということがわかります。。


④続いて今回のメインとなる、サブフレームの脱着に取り掛かります。
ほとんどエンジン脱着と変わらない工程を経て交換を行います。
交換部品自体が大変大きく重量もあるので、できるだけ2人で行うことにしています。





このようにしてC25系セレナのエンジンマウント交換が完了しました。
実はこのお客様だけでなく、その後も管理ユーザーのお客様の同車種全てがこの症状が見られ、
ネットでも『C25 セレナ エンジンマウント』と検索すると、同様の症状が多くみられます。
管理ユーザー全台数も点検確認させていただき、要交換との判断と、交換作業を完了いたしましたので、
このようにご紹介と注意喚起を行うことにしました。
走行中のエンジンの異音は、運転時の不快な感覚だけではなく、
正常な運転にも関わる大事なところです。
もちろんまだリコールになっている場所ではないのでかなりの出費ともなりますので、
皆さんもぜひ確認点検をしてはいかがでしょうか。
Posted by 2代目 at 11:51│Comments(0)
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