２代目日記 season２

こんにちは。2代目です(^^)v

当社オート･エスで行った整備するの覚書です。

今回の整備事例は、

『日産アトラスキャリアからの水漏れ修理』です(^^)

車検で入庫したこの車、
冷却水を確認したところ、
『リザーバタンクに冷却水が戻ってくる』
と言う症状が発生していました。
戻ってくる冷却水の量も結構多くて、原因を調べていました。

サーモスタットや、
サーモスタットケースの異常、パッキンのからの漏れ、
ラジエターなどの内でのエア噛み、
ラジエターの詰まり。
ラジエーターファンが回っているかどうか、
ファンクラッチの作動は異常は無いかどうか。
部品一つ一つ分解しながら点検をしながら故障原因を当たってみましたが、
『どこも異常なし』と言うことで、
ついに最後の判断として、
症状を見たスグの時の『コレは最悪の場合の例』として考えていた

『ヘッドガスケットの亀裂』によるウォータージャケット内に燃焼ガスが混入する。

ということで断定することにしました。



アトラスでのヘッドガスケット交換は、
整備振興会や、ディーラーの整備士さんたちにも聞きましたが、
前例があまりないと言うことで、半信半疑ながら進めていきました(^-^;)

しかし、エンジンの4番シリンダー後方からの水漏れの跡もあり、
ほぼ、ヘッドガスケットで間違いないと言う判断のもと作業を進め、
時間こそはかかりましたが、整備士さんも頑張ってくれて、無事に交換作業が終わりました。











冷却水補充や、暖気運転、エア抜き等を済ませ試運転をすると、
今までの症状がピタッと止まり、今回の修理が完了いたしました。

こういう重整備は高額になりがちなので、非常に神経を使うケースです。
なんとかきっちりと症状が治ったので良かったです(^^)