アルファロメオ147。走行不能からのアキュームレータ交換での修理。

2代目

2019年02月25日 10:12

こんにちは!2代目です(^^)v

久しぶりに、自分用の整備の覚書。
アルファロメオ147整備記録を書きたいと思います。



走行不能で引き取りに行って、入庫となった147。
ニュートラルに入ったまま、ギアを入れてもすぐにニュートラルに戻ると言う症状でした。

車上での点検をしてみると、
リザーバータンクに入っているはずのセレオイルが全く入っていなかったのでした。
しかしこの車両は、3ヶ月前にオイルの補充をさせていただいたお車。
ミッションケース周辺にオイルの漏れ等が全く確認できないため、
そのオイルがどこになくなったのかが不明のまま故障診断がスタートしました。

とにもかくにも、セレオイルを補充しないといけないと言うことで、オイルを補充。

すると正常にギアが入るようになり、問題なく走行ができるようになりました。
安堵しながら試運転をし始めようとした時、
【セレスピードシステムフェイラー】
のエラー表示が点灯。Σ( ̄□ ̄;)

OBD2での故障診断をしてみると、
【セレポンプリレースタック】
という内容でした。



定石の通りセレスピードのリレーを、部品取り用にストックしてある車両から交換。





試運転に行こうとした矢先。。
同様のエラー表示が点灯してしまいました。(^-^;)




ECU診断機を通じてポンプ等の単体チェックでは異常値を示さなかったのですが、
147の故障事例をネットを通じてチェックすると、
アキュムレーターの症例を多数見受けられましたので、
油圧を制御しているこの部品を交換してみることにしました。
(なんと、リレーエラー発生など、ほとんど同じような症例も見受けられました。)





アキュムレーターを単体で取り寄せ、
交換の作業をして現状復帰させてから、
セレキャリブレーションを施して、試運転へ。


今までのエラー表示や、作動不良などが嘘のように解消され、
快適な変速を取り戻すことができました。

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